業務用エアコンを取付けには、まず事前に専門業者の現地調査が必要になります。必要な台数や本体の規模、室外機の設置位置、配線などを調べる必要があるからです。また設置する場所の規模や周囲の環境によっては、予定していた業務用エアコン本体の変更を提案されることもあります。工期や設置計画が決まったら、いよいよ業務用エアコンの取付けにかかります。

まず機材の搬入経路の確保をし、取付け場所の養生を行います。次に実際に取付ける場所の確保、古い機材があればその取り外しを行います。その次は室外機の設置にかかります。配線工事もこの時に行います。

それから本体を取付け、配線や設置に不備がないかの入念なチェック、試運転を行います。どの工程も専門業者が行わなければなりません。家庭用でも専門技術者が行います。家庭用よりも大きく、まだ台数も多い業務用ならなおさら専門業者の手が必要です。

いくら安く請け負ってくれるからと言って十分な技術のない業者に頼むのは大変危険です。エアコンの故障により、満足に空調ができないどころか、事故に繋がると考えればコストよりも正確な設置が求められます。専門業者を選ぶ時には、信頼できるか、きちんとした技術があるかを調べてから依頼しましょう。業務用エアコンを専門的に取り扱っている業者もたくさんあるので、まずは見積もりや相談してみることをおすすめします。

今では無料あるいは安い値段で相談に乗ってくれる業者も少なくありません。