家庭で使われるエアコンは購入してすぐに使用できますが、業務用は大掛かりな工事が必要です。現地を調査してどの箇所に設置するか、どのタイプが効率良く冷暖房効果が発揮できるかを決め、見積もり書を作成して工事を施工します。工事についての基本的な流れを知ることで、要望や質問ができるので、取付までの流れを知っておくことが大切です。最初に行うのが現地調査で、どの部分に設置するかを決めます。

本体のみではなく室外機もどこに置くかも大切で、なぜなら室外機からは温かい風を噴き出すので、周りに住宅や人通りの多い道路がある場合は、噴き出す方向も考える必要がありからです。本体も冷暖房の効果を十分発揮できる場所に取り付けることが大切で、天井の起伏や壁などが障害にならないか、部屋の隅々まで効果があるかなどを調べます。取付するエアコンのタイプも決め、これについては業者が専門なので、提案した内容と依頼側との打ち合わせにより決定します。業務用には吹き出し口が四方にあるものや、壁に設置するものなどたくさんの種類の中からその場所に合うものを取付し、他にも配管や配線の位置も検討し、以前の既存の配管が有ればそれを利用できないか、どこを通して室外機までつなぐかを現地調査で決定します。

時には配管を外部に通すために効率良く冷暖房効果を行き渡らせる場所に取付できない場合もあり、さまざまな条件を考慮して検討を行います。このように業務用エアコンはあらかじめ行う調査が大切です。業務用エアコンの取付のことならこちら